Amazonの勢いは新しい産業を育てる
ここ数年、Amazonで販売する商品はマーケットプレイス(小売業者がアマゾンに出品)での取り扱いが多くなりました。Amazonはこの小売業者が出品した商品の販売実績が良いものをマークします。次にこの商品をメーカーから直接仕入れて原価スレスレで販売します。そうするとマーケットプレイスに出品していた小売業者が価格競争の原理で締め出されます。Amazon側のメリットとしてはマーケティングせず売れる商品を探せる事になりますが、この事に懸念をもつ小売業者は自前のインターネット販売サイトを構築するためにショッピファイ(SHOP)のサービスを利用してサイトの構築をする動きが目立っています。現在はメーカーや小売業者もAmazonにそのように扱われる事が目に見えているためAmazonでは品番商品や定番品が多く扱われ、個性ある商品はあまりAmazonではお目見えしません。この流れは今後数年のスタンダードとなるでしょう。
配当金
投資家にとって配当金は投資する上で極めて重要な要素である。
経営陣の立場として利益は内部留保と再投資として配当金にせず手元に置いておきたい事も分かる。会社は株主の所有であり経営陣のものではない。
そのことを考えると株主の資本を使い生み出した利益を配当として還元するのは株主にとって当た前であろう。
配当を受け取らない事が株主にとって利益となるのであれば株主は受け入れるのであろう。
その場合は当期分(EPS-配当=内部留保)この内部留保分が適切に扱われているかを検証する必要がある。
設備投資又は研究開発費などに投資され将来の利益の種となっているか。
経営陣は手元の内部留保を市場平均より高いパフォーマンスで投資できない場合は株主に還元すべきである。