ブラウザ選択の重要性

世界中の人が明日からコカ・コーラを飲むのを止めてペプシコーラに変えるのはあるのだろうか?コーラに限っては無いとは思うがIT分野では、ある日突然シェアがひっくり返る事があるのではないかと思う事があった。

 

最近、ブラウザをクロームからブレイブに変えた。理由はうんざりする広告だ。ブレイブの広告ブロックは強力でサイト表示が崩れるほどだ。もうクロームには戻れないだろう。Tor接続に対応しており、世界中のサーバーを経由して自分のIPを相手に残さずにブラウジングできる超安全なブラウザだ。

 

子供にユーチューブを見せるときもブレイブブラウザで見せると広告がキレイに消えている。これからはトラさん(←ブレイブのマスコット?)使ってねと子供に伝えた。

 

気になったのはブレイブの運営資金はどこから来ているのだろう?なんと広告だと、デフォルトでは見せない、見る人には報酬を払うシステムだ。

 

そう考えると、グーグルもブレイブも同じ広告会社だがビジネスモデルが正反対だ。

 

ブレイブの世界シェアは0.05%、対してクローム70%、だが年を追うごとに倍々で増加している。グーグルからするとかなりの脅威だ、その表れだろうアンドロイドのブレイブアプリではユーチューブのオフライン保存ができなくなっている。IOSではできるがアンドロイドではできない。

使い始めて気が付いたがグーグル検索でブレイブについて調べると思いのほかヒットしない。これは敵対する企業に対してフィルターがかかっているのではないだろうか?と疑いをもつ。

 

もし検索にフィルターがかかっているであれば世界中の人たちの思想を方向付けする事も可能だろう、最近だと海洋汚染から端をはした脱プラ問題でストローまでもが紙になったがまたプラに戻っている。どこかが調査をすると海洋汚染のプラは新興国で川に投げ捨てられたものが海へ流れ出しているのが大半を占め、先進国のリサイクル循環システムの整った状態でストローが海洋に破棄される事はほとんどないという。

 

普通に考えたら分かりそうな事だが、世の中の人はグーグルで検索し、それを事実だと感じてしまってプラ=ダメなどと感じてしまうのではないだろうか、それを気づかせない所で操作しているグーグルもすごいが、今起きている事を検索に頼らずに自分で考えてみるのも頭の体操によいかもしれない。